<投稿>私の日本語のエピソード紹介

南大沢 川島 武
 

 この度日本語に関して何でもよいので寄稿の話を頂きました南大沢寺子屋所属の川島です。残念ながら皆様のお役に立つ様な立派な話ではなく、私の記憶に今でも残っている20年以上前の日本語のエピソードとなります私が海外へ頻繁に出張していた頃の話で、場所は南米ベネゼイラかコロンビアのインターコンチネンタルという名前の通ったホテルでした(治安上有名ホテルが必要) 

 かなり前の話なので記憶が曖昧ですが多分そのホテルは私が何回か利用しており、ホテルの従業員達とも或る程度仲良くなっていた筈です脱線しますが、特に南米では少しでもアミーゴ(友人)の関係になると、彼らの態度が大違いになり友好的になります。朝夕に会った時に彼らに会釈や、アミーゴと毎回呼びかけるだけでも大違いです。皆さん南米に行ったら試す価値有りと思います。横道に逸れましたが本題に入ります。     

 週末の休日にホテルのロビー近くを通った時に、一人の女性従業員に呼び止められました。 彼女は20代半ばの中々の美貌の持ち主でしたが、それまでは面識は無く初対面でした彼女の申し出は彼女が日本文化・日本語を非常に気に入っており、彼女のために日本語で何か書いて欲しいとの事でした。恐らく仲間の従業員から私が日本人と聞いていたのだと思います。残念ながら彼女の名前を憶えていませんが、仮にエミリアさんとして、私が咄嗟にホテルのメモ用紙に書いた数行はこんな感じだったと思います 

「絵美里亜さん、あなたはとても美しく優しい素敵な女性で皆に愛されています。あなたが日本の文化や日本語が気に入っているとの事でとても嬉しいです。云々」 

 彼女にメモ用紙を渡すと直ぐに訳してと言われ、何とか伝えました。その時の絵美里亜さんは満面の笑みで本当に嬉しそうでした。残念ながらその後彼女に会うことは有りませんでしたが、私には鮮烈な記憶として残っています。当時は、日本に来た外国人が漢字のTシャツなどを着るなど日本文化が注目されだした頃でしょうか? 絵美里亜さんは今頃どうしているだろう? 

 

 

 

2 返信
  1. takahime
    takahime says:

    素敵なお話ですね。外国に行ってもその土地の人と仲良くなるのが何よりの楽しみ。自分から進んで話しかけるのがコツなんですね。アミーゴ覚えておきます。それにしても、とっさに心に残るメッセージを残したことが素晴らしいです。日本ではそんなこと言ってくれる人なかなかお目にかかりません。

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