若いエネルギー健在●南大沢

ますます勢いづくコロナ禍。南大沢寺小屋も人数限定での対面とonlineとの併用が行われています。南大沢の場合、学習者がもたらしてくれる若さのエネルギーが特徴ですが、こん日のような世情になっても、それに変わりはありません。エネルギー源は留学生です。25人前後の学習者のうち、ほぼ半数が留学生。東京都立大学(写真)のお膝元という地の利がものを言っています。

留学生の中には、ファミリーとして来日している人もいますので、今回はそれを報告します。モンゴル出身のバトバヤルさん一家は、幼児を含む6人で来日しています。寺小屋での勉強ではリモートや対面をうまく併用しながら日本語修行に励んでいます。

お父さん(36歳)と長男(15歳)に感想を聞いてみました。6人家族ということで日本社会との接しかたも“多様化”しているとのことですが、コミュニケーションそのものが自国モンゴルと異なることに来日当初は新鮮な驚きの連続だったようです。

二人とも、日本語会話については、共通する感想を持っているとのことでした。■モンゴル語と文章構成は似ているものの、大変なのは漢字などの複雑さ。これさえクリアできればとの思いで頑張っているとのこと■日本人のコミュニケーションでの驚き=日本人は、相手を思いやることを会話のなかで大事にしている■とりわけ、話をするとき日本人が見せる微笑みに好感を持っている■寺小屋へのリクエスト=二人とも「とても感謝している」「コロナ終息後は、できれば回数を増やして欲しい」という、ボランティア冥利につきる言葉をいただきました。

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