第2回ミニスピーチ大会(南大沢寺子屋)(7/29)
南大沢寺子屋で、第2回目となるミニスピーチ大会が7月29日の活動日の最後の時間に開催されました。
今回は滞日2年の2人のベトナムからの実習生と、滞日10ヶ月のタイからの留学生の計3人が日本語でのスピーチに挑戦しました。
以下に内容を紹介します。
ベトナムからの実習生ゴックさん(スピーチ原稿から)
はじめまして。ベトナムから来ました、ゴックと申します。25歳です。
にほんごボランティアのクラスの皆さんに話したいと思います。皆さんがここに来る理由は何でしょうか?
初めて日本に来た時、全てが新しいことでした。知り合いや友達や親がいなくて、隣の私に気づく人は誰もいません。ちょっと寂しかったです。でも、それは一番困る事ではありませんでした。仕事中、上司の工長から指示をもらう時、日本語がわからなくて怖かったです。「すみません、わかりません」と何回言ったか覚えていません。工長が「違う違う」と頭を振って怒っていくのを見ていると、気持ちが悪くなりました。だから、日本語を頑張って日本人ともっと話したいと、自分の考えが変わりました。
そして このクラスに来てみました。最初は先生が足りなかったので、3、4ヶ月くらい、たくさんの先生と、代わる代わる勉強しました。すみません、一回しか勉強していない先生方の名前は忘れてしまいました。
私たちは研修生として日本に来ています。だから勉強する時間があまり無いです。ほとんど自分で練習しなけれざいけないです。だから、つまらなくなります。でも、ここに来て日本語だけじゃなく、日本についていろんな事を教えてもらいました。本当にありがとうございます。
ベトナムからの実習生バイさん(スピーチから)
わたしは日本のアニメに猛烈に興味がありました。
わたしは、2ヶ月間来日前に日本語を勉強しました。
日本語はむずかしいです。
会社で、上司から、ホウレンソウわかってる?と聞かれましたが、何?野菜のこと?と思いましたが、報告(ほうこく)、連絡(れんらく)、相談(そうだん)のことと言われました。
ある時、仲間にベトナムの揚げ春巻きを作ってあげました。ヤバイと言われました。え?おいしくないの?とおもったら、めっちゃうまいと言われました。
日本語はむずかしいです。
タイからの留学生ベンツさん(スピーチから)
2017年10月に、タイから来ました。
もっと日本語を話したいです。
日本語はむずかしいけれど、日本語を話すことは楽しいし、好きです。
日本語を、もっともっと勉強したいです。
スピーチ終了後、川島寺子屋長から、「このスピーチ大会は日本語学習にとても有効だと思います。上手下手(じょうずへた)は関係ありません。一人一回ということではなく何度でも挑戦してください。」というお話がありました。
写真は、左から、バイさん、ゴックさん、ベンツさん、川島さん
学習者の皆さん、是非参加ください。(広報)
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