駅前日曜寺子屋だより:全体ミーティングを行いました

駅前日曜では、現在12名の会員、15名の学習者が9時から12時の3時間を1時間半ずつ、前半後半二部に分かれて学習しています。

コロナ対策として密を避けるための苦肉の策で始めた二部制ですが、1時間半という学習時間が意外に集中力を持続できて適度な長さであること、1人の会員が2人の学習者を受け持つことができること(現在、4人の会員が前半後半1人ずつの学習者を担当してくださっています)など、思っていた以上に利点が多く、引き続きこの体制で進めていこうと考えています。 ただ、前半後半の入れ替え制のため、前半グループ、後半グループの会員/学習者が互いに顔を合わせるのは、入れ替えのタイミングだけになってしまいます。コロナ禍で、寺子屋全体でのイベントをずっと控えていたこともあり、なかなか親睦を深められないことが悩みの種でした。

そこで、9月25日に、久しぶりに全体ミーティングをファルマ802の5階の交流スペース会議室を使って行いました。お休みの人もいてなかなか全員参加は難しかったですが、16名ほどが集まり、会員・学習者のペアごとに、簡単な自己紹介と普段の学習方法の紹介を行いました。駅前日曜は、日本語能力試験のN1は取得済みで、日本語の知識はそれなりにあるけれど、会話がなかなかスムーズにできない、もっとスムーズにできるようになりたいという要望の学習者さんが多くいます。各ペアそれぞれが、新聞記事を会話の題材にする、漫画を一緒に読む、学習者の興味があるテーマを取り上げて会話する、など工夫して勉強していることが伝わり、参考になりました。

また、長年活動されている会員からは、なかなか注意しにくいかもしれないが、学習者の文法の間違い、アクセントの間違いなど、もっと注意していいのではないかという指摘もありました。会話中心で学習していると、話の腰を折るような気がして、会話を途中でストップして「今の言い方は、正しくは...」となかなか注意できませんが、これからは心掛けていきたいと感じました。

新型コロナ対策が緩和され、イベントも開催しやすくなってきました。来年は、春のお花見など、いろいろなイベントを計画し、活発に活動していきたいと考えています。

 

      

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